小学生が自由研究で「点字つきさわる絵本」についてまとめました
~点字の歴史から絵本の印刷製本の工夫まで紹介しています~

京都の小学生 山口多依(やまぐちたえ)さんは2022年の夏休みに、「点字」をテーマにした自由研究をまとめました(当時4年生)。その実物ファイルが、山口さんの学びをサポートした 京都ライトハウス(※)に、ご本人より提供されています。 山口さんは点字を発明したフランス人、ルイ・ブライユの伝記を読んで点字に関心を持ち、日本で最初の盲学校が京都に作られたことを知りました。点字の歴史を調べるとともに参考図書として『点字つきさわる絵本 あらしのよるに』を読んだとき、「色を使ってかいた線と、目の見えない人のために浮き出した線がずれていること」が気になったそうです。そこで京都ライトハウスの職員の方に相談しながらその理由を確認していきました。表紙のタイトルと名前には自分で打った点字も貼ってまとめたファイルから、一部紹介します。(ご本人の掲載許諾済み)


研究ノート 研究ノート 研究ノート
問い合わせ先
※社会福祉法人 京都ライトハウス
視覚障害者総合福祉施設。必要とされる方々の道を照らす灯台(ライトハウス)として様々な活動に取り組み、点字図書や音訳資料などを提供する情報ステーションも併設しています。
山口さんの自由研究は施設3階にある情報ステーション(点字図書館)のカウンターでお尋ねすると見せてもらえるそうです。